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テクノロジー、ビジネス、お金、娯楽の話などをつらつら綴っていきます

【無料ブログ】GoogleAdsense(Googleアドセンス)に一発合格した話

先日GoogleAdsenseに一発合格しました。

 

正直ダメ元で申請したので「うぉぉぉぉ…!」とびっくりしました。

底辺ブログにも関わらず、無謀にも申請したら通って自分自身驚きました。

合格までにやったことを書いていきたいと思います。

先日グーグルアドセンスに一発合格しました。

いくらかかった?

完全に無料です。

はてなブログさんの無料プランで申請して通りました。

有料のオプションやツールなどは全く使用していません。

設定とかは追々詳細書いていこうと思っています。

 

どれくらい記事書いた?PV数は?

申請した時点で24記事(プライバシーポリシーなど含める)です。

1記事の文字数は大体1500~2000文字くらいです。

PV数は月200くらいです。少ないでしょうけど、読んでくれる方がいることには感謝ですね。

 

事前準備は何した?

やったこととしては、

です。この辺も少しずつ詳細書いていこうと思っています。

 

参考にしたサイト

以下のブログ様はかなり参考にさせていただきました。

redo5151.hatenablog.com

 

さいごに

無料のはてなブログでGoogleAdsenseはハードル高いと聞いていたので、自分自身驚きました。

少しずつ今回の内容肉付けしていく記事を書いていこうと思っています。

今回の記事はさらっとしていますが、追々リテイクしていこうと思います。

ではでは、読んでいただきありがとうございました!

【プログラミングってどうなの?】学ぶメリットを考えてみる

今回はプログラミングの話をしていきます。

最近プログラミングが注目を集めていますね。

それがなぜなのか、そしてプログラミング学ぶメリットについて個人的意見を書いていこうと思います。

なぜプログラミングが注目されているのか

一応自分のプログラミング経験

わたしは某国立大の工学部情報学科でプログラミングの勉強しました。

大学卒業後は情報系の大学院に進学して、現在もIT系の会社でプログラミングに触れています。

めちゃくちゃ詳しいレベルでもないですが、全くの素人というわけではないと思うので、今回の記事を書こうかなと思いました。

 

なぜプログラミングが注目されているのか

これは「世の中でIT化が進んでいるから」という結論になると思います。

もう少し具体的に考えるとスマホ」の存在が大きいと思います。

今ではみんなスマホを持っていて、みんなアプリを使います。

そして、アプリはプログラミングで作られています。

つまりアプリが沢山必要になるので、それを作る人が沢山必要になるというのがざっくりな概要です。

 

国もプログラミングを推進してる?

国もプログラミングを推進しています。

実際にIPA情報処理推進機構)の「IT人材白書2020」や経済産業省の「IT人材供給に関する調査」でも、「IT人材が不足する」という旨が書かれています。

そして、2020年度から小学校でもプログラミングを教え始めました。

さらに、2024年度の大学入学共通テスト(旧センター試験)でプログラミングの問題が出ることからも、国が推進してるのは明らかです。

国として「IT人材が不足しちゃうから、育てないと!」というメッセージが伝わってきますね。

 

プログラミングを学ぶメリット

これは本当に色々あると思います。

個人的な意見としは、

  • 仕事になる
  • 論理的な思考が身につく
  • 具体⇔抽象の練習ができる
  • 自信がつく

があると思います。

具体的に見ていきます。

仕事になる

これは分かりやすくて、シンプルにスキルが身について仕事ができて稼げます

エンジニア求人は増えているようですし、最近ですとフリーランスエンジニアとして仕事を受注するギグワーカーにも注目が集まっていますね。

前職でモノづくりの世界にいましたが、実際優秀なエンジニアは本当に引く手あまたでした。

(わたしはプロジェクト管理もしてましたが、優秀なエンジニアを確保できるかどうかでプロジェクトの進捗に影響が出るほどでした)

 

論理的な思考が身につく

プログラミングを学ぶと論理的な思考が身につくと思います。

これは数学や物理と似ていると思います。

ただ、具体的な数式が似ているというわけではありません。

高等数学を学んでいなくてもプログラミングは学べます。

 

たとえばプログラミングでは、

「AとBという変数を◯◯と定義します。これを使って△△という計算をします」

という流れで書きます。

 

これって数学や物理と似ていますよね?

数学や物理でも、前提条件を揃えてから論理展開していきます。

 

こういう思考をゲーム感覚で学べるのが良いところです。

さらに、プログラミングは結果が視覚的に見えるので、数学や物理よりも比較的簡単に楽しさを感じると思います。

 

具体⇔抽象の練習ができる

これは、たとえば「今回は消費税を計算するプログラムを書こう!」と決めました。

この目的は「抽象的」ですよね。じゃあ具体的にどうするの?という話になります。

そして、

「まず、◯◯円という入力する箱を用意して、それを10%で計算して、結果を表示して…」

という流れで、プログラミング言語を使って具体的に設計していきます。

この「抽象的な目的」→「具体的な設計」の流れを学ぶことができます。

こういった分解(具体化)したり俯瞰(抽象化)したりするスキルは、一朝一夕で身につかないと思いますし、プログラミングで学べるのはとても有意義だと思っています。

 

自信がつく

プログラミングのプロという話ではなく、シンプルに「PC操作に強く」なります。

そして周りからPC操作に強い人と思われれば、そこから相談を受けたりするうちに自信がつきます。

もちろんプログラミング極めて自信つけるのが理想ですが、結構ハードルが高いのと、プログラミング学んでいる人からと限定的になります。

もう少し広く考えて、プログラミングを学ぶ際に得られるPCスキルは、どんな仕事するうえでも無駄にはなりませんし、それが自信に繋がると思います。

 

さいごに

今回はプログラミングについての記事を書きました。

メリットも他にありますし、デメリットもあると思います。

プログラミングについては、また記事を書いてみたいなと思っています。

それでは、読んでいただきありがとうございました!

【ゲーム】『目隠し寿司ネタ当て』が結構面白かった話

久しぶりに今週のお題「寿司」で書いていきます。 

突然ですが、みなさん「芸能人格付けチェック」観たことありますか?

先日、あのノリで友達と『目隠し寿司ネタ当てゲーム』をしたら面白かったので紹介します。

最近はあまり外出とかもし辛いですので、遊びや話の「ネタ」にしていただければ嬉しいです。

 

 

『目隠し寿司ネタ当て』が結構面白かった話

基本ルール

わたしたちがやったルールを説明していきます。

  1. メンバー:最低2人以上
  2. 「目隠し役」、「食べさせ役」を決める
  3. 「目隠し役」はアイマスクした状態で「食べさせ役」から口に入れられた寿司ネタを当てる

はい。とっても簡単ですね。説明すら不要なレベルです。 

 

「バカ舌王決定戦」トーナメントルール

しかし、基本ルールだけで満足するわたし達ではありません。

「バカ舌王」という不名誉な王者を勝手に作り、それを決めるべくトーナメントルールを考えてやってみました。

  1. 「目隠し役」「食べさせ役」をそれぞれ2人決める
  2. 「食べさせ」役は「目隠し役」2人に同じ寿司ネタを同時に食べさせる
  3. 「目隠し役」は、寿司ネタが分かったらLINEで回答を「食べさせ役」に送る
  4. 「食べさせ役」の回答が揃ったら同時に結果発表
  5. 2人とも正解 or 不正解だったら、次の寿司ネタで再バトル。勝敗が決まるまで続ける
  6. 負けた方は「バカ舌」として次の対戦者とバトル。最後まで「負け残った人」が「バカ舌王」となる

このように「バカ舌王」を決めるべく熱いバトルを繰り広げてみました。

ただ「バカ舌王決定戦」は「敗者を決めるゲーム」なので、気心知れたメンバーとやるようにしましょう。

 

 用意するもの

つづいて用意するものです。

はい。当然ですね。これも説明すら不要なレベルです。

 

お寿司は「スシロー」の持ち帰りが中々優秀でした

最寄りのスーパーやお寿司屋さんで寿司をテイクアウトするのも勿論良いですが、個人的には「スシロー」の持ち帰りが結構良かったです。

理由は安くて種類が豊富だからです。

お持ち帰りすし | セットメニュー | 寿司(すし)・回転寿司 スシロー

わたし達は「特上セット10種」を買ってきましたが、4人前で4,620円。

1人あたり1,155円。普通に回転寿司行くのと大差ないです。

 

アイマスクは100均でOK

アイマスクは100均で普通に売ってるので、それを人数分用意すれば大丈夫です。

まだまだコロナ渦なので、アイマスク使い回しはやめときましょう。

 

個人的感想

これは是非自分でやってみて欲しいですが、難しい寿司ネタと簡単な寿司ネタがありました。

ただ、これはあくまでわたしの主観です。

わたしが「バカ舌」だからかもしれませんが、一応「バカ舌王」ではなかったという自己弁明だけしておきます。

何の寿司ネタが難しいかは、是非ともチャレンジして確認してみてください!

 

さいごに

今まで謎解きとかゲーム系の話をしたことはありましたが「自分たちでルール決めて遊ぶ」っていうのはとても良いと思います。

子供たちって自分たちでルール作って遊んだりしていて、創造性に溢れていますよね。

でもその創造性って大人になるにつれて、周囲の目とかしがらみとかで失っていっていると感じます。(あとは単純に仕事で疲弊して時間や、遊びに創意工夫するだけの体力が残っていないなどもあると思います)

遊び心は持った大人でいたいなぁと改めてブログ書きながら思いました。

何だか最後は真面目なこと書いてしまいましたが、とりあえず意外と盛り上がるので良ければやってみてください。

ではでは、読んでいただきありがとうございました!

【ブログ投稿】連日投稿して分かった「ブログを書くメリット・デメリット」

こんにちは。

ここ最近は、頑張りすぎないようにしつつ連日投稿を心がけていました。

(大して継続できてるわけではないですが、そこは大目に見ていただきたいです)

今回はその中で感じたブログを書くメリット・デメリットを書いていきます。

※今回は「お金稼げる」などの「外的要因」ではなく、「自分の考え方」などの「内的要因」について考えます。

ブログを書くメリット

ブログを書くことのメリット

ブログを書くメリットについて考えてみました。

  • 取材マインドが付く
  • 理解が深まる

↑様々あるにしても、個人的にはこの2つが大きいと感じました。

取材マインドが付く

日記的だったり、ニュース的だったり、書くことを意識して毎日を過ごすと「あ、これブログに書こうかな」とか気づいたり、メモするようになりました。

多少なりともそういう取材マインドが付いたのはメリットだと思います。

理解が深まる

また、ニュースなどは記事を理解しながら読もうとするので、単純に理解が深まりました。

たとえば先日書いた ”気圧の変化で頭痛が起きるのはなんで?” 記事の内容は、普通にプライベートで話せるくらいには頭に入っていました。

人に話したり、教えるとその過程で情報が整理されて、自分の知識に定着しやすくなるっていう話ですね。

ブログを書くデメリット

メリットの次はデメリットです。

  • 時間がかかる
  • 人と比べてしまう

↑こちらも様々あるにしても、個人的にはこの2つが大きいと感じました。

時間がかかる

これは当然ですが、そもそも時間がかかります。

どれだけ短い記事でも最低1時間くらいはかかるので、仕事がある日だと中々キツい時もあります。

ただ、ブログのように自由に書けることは(クオリティは別として)結構楽しいので、趣味としてなら全然アリだなーと思っています。

人と比べてしまう

これはブログ書くデメリットというより、発信活動全般に言えることかもしれません。

ブログを書く際に困りものなのは、どうしてもPV数だったり、スターの数を気にしてしまうことです。

そして、わたしのブログは完全に底辺ブログなので、他の方のブログ見た時に劣等感が湧いてしまいます。

ブログ参考のために回るとクリック数が稼げそうな「PV数が〜」や「収益が〜」といった記事に目が留まり、それらが劣等感を煽ってきます。

他人と比べると不幸になる

他人と比べると自分が不幸になることは、これまでの人生経験で身を持って経験しました。

わたしは大学受験で頑張って国立大入って、そのあと売上数兆円規模で周り高学歴だらけの一部上場企業に入りましたが、人生全く幸せではありませんでした。

ですが、「競争が100%絶対に悪!」とまでは言いません。

仕事とかそうですし、むしろ競争心が向上心を湧かせてくれる面もあると思います。

ただ、それでも他人と比べることは不幸になるリスクが高いと思います。

他人はコントロールできないですし、上を見れば青天井だからです。

(↑この辺は書籍 ”嫌われる勇気” を見ていただくと良いと思います。)

仕事なら話は別

ただし前提として、一定の収益が出てれば状況も違うと思います。

それは仕事なので競争に勝つことが必要になってきます。

周りに勝つために戦略を立てて収益を上げて生計を立てる。

これは全く間違っていないので、さっき話した「PV数稼げそうな記事」を批難するつもりは1mmもないです。

むしろリスペクトしかありません。

ですが今のところブログで1円ももらえていないので、わたしは(現状)ブログを仕事ではなく趣味として捉えている、という話です。

とりあえず連日投稿はやめる

自分なりの意見を一旦書きましたが、とりあえず連日投稿はやめます。

最近他にやりたいことが出来たので、時間を割く優先度を変更したいからです。

頻度は分かりませんが、今後は気になった内容とかを不定期に上げていきたいと思います。

さいごに

今回は、ブログを書くこと自体について書きました。

メリットとデメリットを自分なりに「気づき」として得られました。

本などで知識として頭に入れることと、実際に自分で行動して「気づき」を得ることは異なると思っています。

コンパクトにまずはやってみるスタンスを学べたと思っています。

今後も何か気づいたことあれば発信していきたいと思っているので、よろしくお願いします。

ではでは、読んでいただきありがとうございました!

【新技術】Wi-Fiで発電が出来る!?新ニュースについて考えてみた

こんにちは。

今回は、東北大学から”Wi-Fi の電波で発電するスピントロニクス技術を開発”という研究が発表されたので、それを元に今回は話していきたいと思います。

 

↓東北大のニュース

http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv_press20210514_03web_wifi%20.pdf

 

 

どんなニュース?

 

どんなニュース?

 

ざっくり言うとWi-Fiの電波使ってLEDを光らせれた」そうです。

これすごいですよね。

この技術使えば、センサーとか飛躍的に進歩するのではないでしょうか?

わたしは前職でライン設計に携わっていましたが、生産設備なんてセンサーの塊です。

もちろんセンサーは給電用ケーブルが必須ですが、この技術が応用されていけばワイヤレス化してより効率的になります。

(ケーブルレスになれば、製作&メンテコストはもちろんスペース効率も上がります)

技術畑の人間としてはワクワクが止まらないニュースです。

 

一般ユーザーにはどんなメリットがある?

もちろんそんなオタクっぽい話だけでなく、一般ユーザーにもメリットはたくさんあると思います。

スマホを充電できる!」というような発電量はちょっとまだ難しいとは思いますが、先に上げたセンサ給電の場面で飛躍的に活躍できると思います。

例を挙げるなら家電です。

たとえば、わたしたちが普段使用している家電って多くのものに「マイコン」というプロセッサが入っていて、他に無数の「センサ」が入っています。

炊飯器や洗濯機で色んな設定を出来るのは「マイコン」や「センサ」のおかげです。

この「マイコン」が各「センサ」を制御しながら調整することで、便利に動作してくれるんですね。

そのとき、全て電源線を結んだりする手間がなくなったら、もっとコンパクトな設計になったり故障率も減るかもしれません。

(故障の原因はケーブルの経年劣化が結構ありますので)

 

さいごに

今回の話はテクノロジーの進化を感じる内容でした。

電気のエネルギー回収の話は、今後のテクノロジー業界でめちゃくちゃデカいミッションだとわたしは思っています。

今後が非常に期待できる分野だと思いましたし、(シンガポールと共同研究みたいですが)日本の大学からこういうニュースが出るのは嬉しいです。

ではでは、読んでいただきありがとうございました!

【梅雨入り】雨の日の「メリット」について考えてみた

今週のお題「雨の日の過ごし方」で書いていこうと思います。

梅雨入りして、毎日のように雨です。

雨ってなんだか嫌だなぁと感じます。

しかし、なにかメリットないかなと考えてみました。

 

 

最大のメリットは「家で過ごしてて損した気持ちにならない」

最大のメリットは「家で過ごしてて損した気持ちにならない」

 

これはわたしの意見ですが、休日にすごく天気が良いと「外に出なきゃ損」という気持ちになりませんか?

わたしは休日で天気がいい日に家に居ると「折角天気良かったの外出しなかったなんて、自分は行動力のない人間だ」なんて自己嫌悪に陥ってしまうこともありました。

(前職で仕事が忙しすぎて半分メンタル死んでた頃は特にそうでした)

でも休日に家居たいことだってありますよね。

しかし雨の日なら「今日は雨の日だから家に居る」という大義名分ができます。

自己嫌悪に陥るリスクありません!自分にやさしくなれる!ごめんよ自分!

個人的にはこれが最大のメリットだと思います。

 

エンタメや勉強を楽しみましょう

じゃあそんな「雨の日」という免罪符を手に入れたところで、何をするのかです。

基本わたしは、

  • 映画鑑賞
  • 読書
  • ネットサーフィン
  • 掃除

をします。

まぁ普通のことを普通にしています。

エンタメを消費するのもそうですけど、新しい知識入れるのも楽しいです。

最近ですとYouTubeとかで本要約系の動画はよく観ます。

 

あえて散歩もあり

個人的には雨の日に傘さして軽く散歩するのも良いと思います。

(ザーザー振りだと流石に嫌ですけど、パラパラな小雨のときですね。)

周りが普段と少し違った見え方します。

普段よりも少し薄暗さがあったり、普段より静寂を感じたり、道路が水で煌めいてる感じを見たり。

何となく味わいのある雰囲気を楽しめるので、小雨のときの散歩も悪くないと思います。

 

その他のメリット

他にも挙げるとするなら、

  • 花粉が飛ばない
  • 涼しい(夏季)

という点もあるでしょうか。

ただこの辺は季節性のものですね。

 

さいごに

今回は雨の日の「メリット」について書きました。

ただ今回の話で大事な考え方は、

「一見ネガティブなものでも、捉え方次第でポジティブな面もある」

ということです。

自分の姿勢は、出来るだけポジティブさを持てるといいですよね。

ということで、今回の記事で何か気づきがあれば幸いです。

読んでいただきありがとうございました! 

【伝え方】”結論から伝える” は正しいのか考えてみる

こんにちは。

仕事をしていて、よく「結論から伝えよう」と聞きませんか?

でも、これって本当に必ず正しいのか疑問もあると思っています。

今回はそんな話をしていきます。

 

 

結論ファーストで相手を怒らせた先輩の話

 

前職のころ、わたしはモノづくりの世界でライン設計の仕事をしていました。

そこでは現場製造の方々と打ち合わせがあり、新製品を作るために「こういう製造ラインを計画をしています」と説明します。

そして製造から要望をヒアリングして擦り合わせながらプロジェクトを進めていきます。

同じプロジェクトをしていた先輩が、製造のリーダー級の方(もちろん目上)と打ち合わせしたときに事件は起こりました。

「いやそれ無理です」と結論から伝える

一通りこちらの前提や計画内容を説明して、製造さんからの要望を聞きました。

そのときに「今のラインでここやり辛いから、こういう風にして欲しいんだけど」と製造さんから要望を言われた瞬間、

「いやそれ無理です。費用対効果出ないし。そもそも日程も無理です。」

先輩が即答しました。

相手が怒ってしまう

その直後に製造さんが怒ってしまいました。

「いやずっと前から直して欲しいって要望出してるわ!やれる方法があるかもしれないだろ!」

先輩もヒートして「いや色んな方法検討したうえで”無理”って言ってるんですよ!」と反論。

議事録取ってたわたしはひたすら傍観するしかありませんでした。

他の言い方はなかったのか

その後、わたしが製造さんと交渉して、落しどころを合意する形になりました。

ただそのときに製造さんから「やれないならやれないで仕方ないけど、あいつの言い方もうちょいあるよな」と言われました。

それはそうかも、と思いました。

でも、先輩は「結論」からしっかり話していましたし、内容も間違っていませんでした。

そうすると、他に言い方があるとしたらどんな言い方だったのでしょうか?

(そもそもの言葉遣いは一旦置いておきます)

「結論から」では相手の心は動かない

みなさんは ”ゴールデン・サークル" という言葉を聞いたことがありますか?

これはアメリカ人作家のサイモン・シネックさんという方が提唱した”人の心を動かす説明方法” の理論です。

詳しくは下記の動画を観て欲しいです。

しかしざっくり言うと、”人の心を動かす説明は順番が逆” だということです。

人の心を動かす説明は順番が逆

通常の "結論から伝える説明" では、

 

【結論から伝える説明】

What(結論)→How(方法)→Why(理由)

 

という順番で話します。

しかし "人の心を動かす説明" は、

 

【人の心を動かす説明】

Why(理由)→How(方法)→What(結論)

 

WhatWhy の順番が逆です。

これがポイントです。

 

www.ted.com

 

お手本はApple

この良い例がAppleのプレゼンです。

スティーブ・ジョブズiPhone の発表したプレゼンは「今日、Appleは携帯を再発明する」と伝え、明らかにみんながワクワクしました。

 

しかし、もしこのプレゼンが、

「今日iPhoneという新商品を発表します。これは、タッチスクリーンで様々なアプリを操作できます。これは携帯の再発明です」

と伝えたら、何だか淡々としますよね。

 

つまり「 "結論から伝える" のは、時間は短縮できても相手に淡々とした印象を与えるよ」ということです。

報告は「結論」からでもいいが「説得」はそうとも限らない

 今回の "ゴールデン・サークル" の理論や、先輩の話を踏まえて、「結論から伝える」というのは時と場合によると分かりました。

毎回ダメだなんてことは勿論なく、上司や部下への報連相は基本「結論から伝える」べきです。

その方が情報を素早くキャッチ可能です。

しかし、それがお客さんや関係部署への「説得」であれば話は別です。

つまり「目的に合わせて説明の仕方は変えるべきだ」ということです。

さいごに

今回は、自分が実際に仕事で遭遇した経験とゴールデン・サークル理論が一致した例を紹介しました。

実際にひとの心を動かすのは難しいことです。

それでも、なにか今回の内容が参考になれば嬉しいです。

ではでは、読んでいただきありがとうございました!