【梅雨入り】気圧の変化で頭痛が起きるのはなんで?
今年は梅雨入りがかなり早いですね。
わたしが住んでいる名古屋も梅雨入りしたとのことで、連日の雨です。
そんな雨の日には、「やる気が出ない」とよくなってしまいます。
そんなとき、ふと「気圧の変化で頭が痛くなる」のがなぜか気になりました。
(ちなみに、わたしは痛くならないタイプです)
それってなぜなのでしょうか?対策とかないのかな?と思いました。
もし「気圧の変化でよく頭が痛くなるんだよね」という方の参考になれば嬉しいです。
頭痛の原因はざっくり2つ
今回の話のソースはイギリスのダラム大学のアマンダ・エリソン教授の以下の話です。
こちらの話をざっくり噛み砕いて話していきます。
Can bad weather really cause headaches?
この記事によると、気圧の変化による頭痛の原因はざっくり以下2つみたいです。
- 顔の中(副鼻腔)の空気と、外部気圧に差が生じる
- 脳の血流が変化する
顔の中(副鼻腔)の空気と、外部気圧に差が生じる
顔の中には副鼻腔(ふくびくう)という空洞があるそうです。
そこは空気で満たされていて、外の気圧が下がると顔の中の空気と気圧差が生じて痛みが発生するそうです。
(飛行機乗った時や、トンネルの中で耳が詰まるイメージですね)
脳の血流が変化する
もう一つの原因は、気圧の変化で脳血管系の血流が変化するそうです。
気圧の変化で血流が増えると、同時に血管も広がります。
血管が広がると、脳の方で「あれ?大丈夫?」というアラートを出します。
これが痛みとして認識されるらしいです。
(注意喚起みたいなものですね)
頭痛の対策
原因を知ったわたしの感想は「これ、人体構造の欠陥みたいなものだな」です。
進化の過程でもう少しなんとかならなかったのかな、とか正直思ってしまいます。
(わたしは頭痛起こらない人間ですけれど、毎回頭痛に苛まれてる方はかわいそうですので。。)
ということで、対策について見ていきます。
薬を飲む
まずは「薬を飲むこと」。定番オブ定番ですね。
血液が増えて頭が痛くなる可能性があるので、充血除去薬を使用するのが一般的だそうです。
(詳しくはお医者さんへ!)
ガムを噛む
副鼻腔(ふくびくう)の気圧差に関してはガムを噛むのも良いそうです。
ガムを噛むことで激しく口を動かすと、口、鼻、耳を介して副鼻腔内の気圧差を均等にできるそうです。
(そうするとアメリカ人とかよくガム噛んでるので、症状少なそうですね。エビデンス0ですけど)
健康的な生活を心がける
これはストレスなどでアドレナリンやコルチゾールが増えると、血管が広がって頭痛を起こしてしまうからです。
こちらは「気圧変化とは別要因で頭痛を発生することを防ぎましょう」ということですね。
チョコを食べたり、好きなことをする
そのため、セロトニン分泌を活性化するチョコを食べたり、好きなことをしてホルモンバランスを保つことが良いそうです。
(友人とチャットしたり、好きな映画観たり、音楽を聴いたりなどなど)
さいごに
原因がちゃんとあるのだなということと、対策も薬以外にあるんだなという点で、今回調べてみてわたし自身勉強になりました。
今回も今週のお題「やる気が出ない」について書いてみました。
今回の話が参考になれば嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました!