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【新技術】Wi-Fiで発電が出来る!?新ニュースについて考えてみた

こんにちは。

今回は、東北大学から”Wi-Fi の電波で発電するスピントロニクス技術を開発”という研究が発表されたので、それを元に今回は話していきたいと思います。

 

↓東北大のニュース

http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv_press20210514_03web_wifi%20.pdf

 

 

どんなニュース?

 

どんなニュース?

 

ざっくり言うとWi-Fiの電波使ってLEDを光らせれた」そうです。

これすごいですよね。

この技術使えば、センサーとか飛躍的に進歩するのではないでしょうか?

わたしは前職でライン設計に携わっていましたが、生産設備なんてセンサーの塊です。

もちろんセンサーは給電用ケーブルが必須ですが、この技術が応用されていけばワイヤレス化してより効率的になります。

(ケーブルレスになれば、製作&メンテコストはもちろんスペース効率も上がります)

技術畑の人間としてはワクワクが止まらないニュースです。

 

一般ユーザーにはどんなメリットがある?

もちろんそんなオタクっぽい話だけでなく、一般ユーザーにもメリットはたくさんあると思います。

スマホを充電できる!」というような発電量はちょっとまだ難しいとは思いますが、先に上げたセンサ給電の場面で飛躍的に活躍できると思います。

例を挙げるなら家電です。

たとえば、わたしたちが普段使用している家電って多くのものに「マイコン」というプロセッサが入っていて、他に無数の「センサ」が入っています。

炊飯器や洗濯機で色んな設定を出来るのは「マイコン」や「センサ」のおかげです。

この「マイコン」が各「センサ」を制御しながら調整することで、便利に動作してくれるんですね。

そのとき、全て電源線を結んだりする手間がなくなったら、もっとコンパクトな設計になったり故障率も減るかもしれません。

(故障の原因はケーブルの経年劣化が結構ありますので)

 

さいごに

今回の話はテクノロジーの進化を感じる内容でした。

電気のエネルギー回収の話は、今後のテクノロジー業界でめちゃくちゃデカいミッションだとわたしは思っています。

今後が非常に期待できる分野だと思いましたし、(シンガポールと共同研究みたいですが)日本の大学からこういうニュースが出るのは嬉しいです。

ではでは、読んでいただきありがとうございました!